創業40年を迎え、これからも進化し続ける、新潟運輸支局 認証工場 チューニングショップ 有限会社サカモトエンジニアリング

サカモトな日々

9月 12

もう半年以上もブログを更新してなくてすみません(-_-;)

 

久しぶりの投稿は長文になるかもしれないので、暇な方だけ見て下さい。

 

 

 

サカモトは車屋なので積載車を所有してます。

 

セルフローダーと言われる、荷台が後ろに降りて車が自走で載れるやつです。

サカモトでは「キャリアカー」または短縮して「キャリア」と呼んでます。

 

 

かれこれ30年ほど前から持つようになり、私の記憶が正しければ上の画像の現在のもので5台目でしょうか。

 

最初のキャリアカーはエアコンも無く、パワーウィンドウなんてある訳もなく、馬力もなくて坂道登れず、パワステ付いてるだけありがたく思えよ、くらいのものでしたが、それでも一人で車が運べる便利さにサカモト全員満足していました。

 

あの頃から今まで、お客様のお車の引き取りや納車はもちろん、事故車や故障車の引き上げ、サーキットへの遠征など、それはもう活躍してくれて、まるでスタッフの一員のような大切な相棒なんです。

 

仕事で使うので当然走行距離は伸びがちで、今のキャリアカーの前に使ってたものは、15,000km走行の中古でしたが、38万kmくらいまで使いました。

 

トラックの走行距離としてはまだまだイケるのですが、冬も使うせいで下回りの錆が進み、フレームがボロボロになってきて、荷台の床が抜けて積んでる車が落ちるようなことになる前にと、昨年の4月に画像のダイナに入れ替えました。

 

このキャリアカーも中古ですが、個人的にはかなり気に入ってます!

 

室内装備もよく

9インチナビに、10インチ(?)のモニター! 画像だと奥のモニターが小さく見えますが実際はナビよりデカいです。

別に必要なかったけど、これでナビを使用しながらテレビも見れます(^^)v

 

 

そして

デジタルルームミラー!

 

積載車のルームミラーって、車を積んじゃうと積んだ車の生存確認しかできないのですが、これならトラックの後方が確認できます!

 

 

そして、左右電動格納リモコンミラー!

トラックに乗ったことがある人ならわかると思いますが、左のミラーの角度が悪い時の調整は一人では非常に難しい。

ところがこの車はリモコンで左右のミラー角度を車内から調整できるだけではなく、左右のミラーがリモコンで画像のように畳めちゃうんです!

 

今どきのトラックでは当たり前なのかな(^^;

 

 

と、お気に入りのキャリアカーなのですが、実は買った当初からエンジンの調子がイマイチで、高速を20分ほど走ると必ず一気筒死んだみたいになり、一気にパワーダウンしてしまってました。

走れないほどではないですが、関越道の湯沢の登りでは空荷でも登坂車線に移らざるを得ない状況・・

 

市内で動いている分には症状があまり顔を出さないので不都合ないけど、サカモトの診断機では詳しいいとこまで診れないので、折を見て3回ほどディーラーに修理をお願いしましたが、はっきりした原因がわからず、直らない状態のまま一年以上が経ちました。

 

でも高速道で頻繁に利用する私青山は我慢ならず、先月再度ディーラーに「こことここが悪いと思うので、そこを重点的に見て下さい」と箇所を指定して修理に出したところ、ようやく原因が判明して悪い部品を交換してもらい、エンジンパワーが復活しました♪

 

 

やっと直って本来のパワーを取り戻したキャリア君はエンジンも静かになって実に快適で、高速もスイスイ走れるようになり、鼻歌交じりで群馬まで車を運んでた今月のある夜に、

 

事件は起きました。

 

 

 

並みいる大型トラックを追い越しながら軽快に走ってたら、長岡インターあたりで感じたことのない妙な振動を感じ、タイヤのナットでも緩んでたら大変なので、速度を落して次のパーキングに入ることにしました。

 

速度を70km/hくらいに落としても振動は収まらず、次の山谷パーキングまではまだ距離があるなーなんて思ってたら・・

 

 

「パーン!」

 

 

という破裂音とともに後方で火花が散ったのが右ミラーで見え、同時に車体がガタガタと揺れたので思わず路肩に寄って、多分タイヤがバーストしただろうから止まろうとも思ったのですが、

 

 

右側タイヤを高速の路肩で確認するのは怖すぎる(-_-;)

 

 

と思い直し、とりあえず走行は可能な感触はあったので、そのまま路肩をゆっくり走行し、長岡南越路インターが近かったので降り口近辺の広い路肩までなんとか辿り着き、一旦車を降りて状況を確認してからそこで高速を降りました。

 

 

時刻は21:00になろうとしている頃に、インターを降りても近くには何もなく、ただ明かりを頼りに停められるスペースを探し、行きついたのはスーパー原信の駐車場。

 

ありがたいことに駐車場は広く、時間帯的に他の車も少なく、なるべく建物から離れた箇所の外灯近くに停めて、あらためて状況を確認したところ・・

 

ええ。見事に右外タイヤがバーストしてましたよ(-_-)

 

 

おまけに剥げて暴れたタイヤのトレッド面が泥除けまでやっつけてくれて、前後とも今にも取れそうに首の皮一枚で留まっている状況。

 

 

もしこんなもの高速道路上に落としてたら、後続車が絶対事故りますよ!!

 

 

本線上に落下物を出さなかったこと、バースト時に周囲に他車が居なかったことはラッキーとしか言いようがありません。

 

下の画像は泥除けをもぎ取って置いて撮ったものですが、車体脇の巻き込み防止バーも衝撃で曲がってるのが分かります。

まあ、スペアタイヤがあるので交換作業に入ります。

 

お気に入りの小洒落たメッキカバーがナットとホイールに装着してあるので、まずはナットのカバーを外し、車載工具から出したナットレンチをはめようとしたら・・

 

 

ホイール側のメッキカバーが邪魔して工具が入らない!!

 

 

車載の工具は厚みがあり過ぎてナットの奥まで届かなかったのです。

メッキカバーはタイヤのナットで留まってるので、外すこともできない・・

 

無理やり叩き込めば入るかもしれないが、それでは小洒落たメッキカバーに大きな傷がついてしまう(-_-;)

 

 

2分ほど悩んだ結果、とりあえず近辺に大型も扱えるガソリンスタンドが無いかと検索し、何件か電話してみましたが夜間は専門スタッフが不在で工具も貸し出せないとのこと。

 

 

仕方なくダメ元でJAFにTEL (^^;

 

以下、状況を説明したあとの会話

 

JAF「車検証はご覧になれますか?車重は何キロですか?」

 

青「えー、〇〇〇〇kgです」

 

JAF「その重量ですとJAFでは対応致しかねます」

 

青「あー、ですよね~」  終了~

 

 

とそこで、このキャリアカーは車両保険もかけていることを思い出し、保険のロードサービスが使えるのではと、また検索してTEL。

 

 

すると、「対応できますので場所を教えて下さい」とのこと。

 

がしかし、電話対応窓口は東京だったようで、この近辺の土地勘がない自分がおおまかに説明しても分かってもらえず一苦労・・・。

場所の説明に15分くらいかかったかな(*_*;

 

結果的に「対応する業者から電話がいきますので、そこでまた場所を説明して下さい」と電話は終了。

 

 

10分くらいで電話がかかってきて、再度状況を説明したのですが、さっきと違って相手も整備業者だから説明も楽ちん♪

 

場所の説明も

「上り方面の長岡南越路インターを降りた近くの原信の駐車場なんですが、建物からは離れた場所に停めてまして・・」

 

と告げると

 

「ということは線路の近くってことですね?わかりました。すぐ向かいます」

 

って、さすが地元の業者さんは話し早っ!

 

 

そして30分ほどで救世主の登場

 

 

トラック用のエアインパクトで手際よく交換してくれて、空気圧も見てもらって作業終了。

 

 

整備屋が目の前で他の整備屋さんに整備してもらうのってなんか変な気分でしたが、無事に終わって一安心(^^;

ロードサービスって素敵(^^)v

 

 

この時点で時刻はもうすぐ23:00、閉店間際の原信さんで飲み物と汗拭きタオル買って再スタート!

 

群馬に車運んで帰宅したのは4:00過ぎでしたが、目的が達成できたのはラッキーでした。

 

 

 

明けて翌日(ってもうとっくに明けてましたけどね)、スタッフに事情と状況を説明し、泥除けなどの修理はどうしたものかと考えてたところ、その日の夕方にスタッフ内山から送られてきた画像がこちら

 

 

 

完全に直っとる!! (;・∀・)

 

 

先月入社した新人スタッフ(と言っても歳はそこそこ行ってますが)が泥除けを叩いて鈑金して、補強も入れて溶接し直してくれたそうで、サイドバーも側照灯も元通りに!!

 

手前味噌ですが、凄い!凄すぎるぞ新入りスタッフ!!

 

 

と言うことで、近いうちにその新人スタッフも紹介しますね(^^)/

 

 

長いことキャリアカーに乗ってきて、その間に色々なトラブルもありましたが、タイヤバーストは初体験だった青山がお送りしました。

 

ここまでの長文を読んでくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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