創業40年を迎え、これからも進化し続ける、新潟運輸支局 認証工場 チューニングショップ 有限会社サカモトエンジニアリング

サカモトな日々

3月 12

県内のお客様(女性)から、イーストベースの在庫車のミラジーノをお買い上げ頂きました。

 

お父様と何件か他の中古車屋さんのミラジーノを見てからご来店頂いたとのこと。

 

こちらのミラジーノをとても気に入って頂きご成約頂きましたが・・・

 

他店で見た他のミラジーノはダッシュパネルが木目調だったそうで、

娘さんはそれがとても気に入っていたそうです。

 

こちらにあるのは「ミニライトスペシャル」というグレードで、ご覧のようにステアリングはウッドコンビだけどダッシュパネルはメタルチックなシルバー 😐

お客様が他店で見たのはたぶん「プレミアムX」というグレード。

 

お客様「値引き分で木目調に出来ませんか?」

 

俺「わかりました。なんとかしましょう」

 

このお客様はこの春に大学を卒業し就職されるとのことで「新生活応援キャンペーン」の対象となり、車体価格の5%を値引きしてたのですが、それを木目調の費用に廻してほしいと 🙂

 

 

 

で早速、木目調パネル(中古)を取り寄せて付け替えました

 

ちなみに新品パーツだと4万円以上して予算オーバーなので、了承を得ての中古です 😉

 

納車予定日には余裕で間に合ったと思ったのですが、

 

後日またお客様から

「シフトノブも木目調にしてもらいたいんですが・・・」と

 

納車日も迫ってたので、ものを取り寄せて付け替えるには間に合わないかもだし

予算的にも厳しい・・・

 

そこで、これも了承を得てカッティングシートで対応することにしました。

 

このメッキタイプのシフトノブをまず外し

 

メッキ部分だけ外れるものかどうかも分からずに、とりあえず暖めました。

 

 

どうやらプラスティック製のようで、恐る恐る剥がしにかかり

 

と、とれた~! 😀

 

かなり硬いなと思ったらボンド貼り付けでした。危うく割るとこだったぜ 😆

 

 

しかし、ここからが本番!

 

まずは、ちょうど在庫していた木目調シートから合いそうな色を選び

この大きさなら3回まで失敗が許されるかな 😉

 

 

適度な大きさに切って

 

おっと、貼る前に脱脂しないとね

脱脂に使うのはいつもこれ

そう、ジッポライター用の燃料です

こいつは両面テープの貼り付け時にも大活躍です♪

 

 

そして、暖めながら中央部分から徐々に貼っていきます。

最近のシートは気泡が入り難い構造になってて貼り直しもきくそうで、非常にありがたい♪

 

 

両手を使うので、ドライヤーをテーブルに置いて常に暖めながら・・・

フチの方は特に慎重にやらないとシワになるからね

 

裏側は、余分なシートをハサミで切り落とし、最終的にシフトノブに張り付けるので、

出っ張ったシワもカッターで丁寧に切り落としました

 

 

・・・格闘すること数十分・・・

 

 

どうですか!

 

もう「木」にしか見えなくね? :mrgreen:

 

 

なんかさ、よそのお宅にお邪魔した時に出されるお茶の下の皿みたいなヤツ、茶たくだっけ?

あれみたいに「木」だなと、一人満足感に浸りながらタバコに火をつける・・フゥ~

 

(シートの素材がいいだけだ・・という事実は棚に上げました)

 

あ、イーストベースには吹雪の日もあったかい喫煙ルームがありますからね~

 

 

 

 

そしていよいよシフトノブへの貼り付け作業

 

これはやり直しが利かなそうだし、一度くっついたものを剥がそうとすると、せっかく貼ったシートが切れる恐れがあるのでボンドも慎重に選び、今回はこれを使用

プラ対ゴムもOKなヤツです。

 

 

そして・・・

 

 

完成しました~!

 

 

車に取り付けて

 

いいんじゃないですかね~

 

外から見ると「ミニライトスペシャル」

 

乗り込むと「プレミアムX」

 

というプチカスタムカーが完成しました 😛

 

 

車を単なる移動の道具と考えず、「自分好みにカスタマイズしたい」という考え

 

大歓迎です!

 

 

いやあのね、俺はこういう作業は素人なわけよ

 

車のボディー全体にシートを貼る業者さんとかはホント感服します

 

だからね、「そんなことぐらいで自慢すな!」とか言~わ~な~い~の(姫ちゃん

 

 

 

 

 

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