先週の話しになってしまいましたが、間瀬耐久の時の話し
最初の作戦というか単なる計画として、
「4人で4時間走るんだから、1人1時間ずつ走ればいいか・・・
そしてそのたびにガソリン給油すればちょうどいいんじゃね?」
くらいの浅~い計画でスタートしました。
サインボードも持ってきたけど、よほどの事が無い限り出す気なし。
ちなみに間瀬ルールとして、給油時や作業時は最低5分間のピットでの停止。
1回の給油は20Lまでというのがあり、こいつがなかなか厄介というか、うまいルールで・・・
で、サカモトチームは前半2番手でしたが、給油やなんかで3人目に変わるころは4番手。
なんか悔しいので、3人目の金田さんが走ってる最中、ピットでは計画変更の計画、
「4人目のドライバーチェンジの時は給油無しで行こう」
そうすれば、トップには届かないけど2番手には浮上できそう。
そして4人目の最終ドライバーには「シケインやヘアピンでのシフトダウン禁止令」を出し
燃費を稼ぎながら、ラップタイムもある程度キープする走りをしてもらうことにしました。
4人目に速攻で交代する時に、ふと見た燃料計は残り1/4!!!
あと1時間、走り切れるのか!?
もうドライバーを信じてすべてを任せるしかない・・・
あと残り30分くらいの頃、ラップタイムが落ちてきた・・・
とうとうコーナーでのガス欠現象が出てきたのだろう・・・
そして残り10分!!
ピット前を通過するドライバーが、手で×を出していった
え~~~
もうダメという意味か
ラップタイムはどうでもいい、ここまできたら頼むから完走してくれ~~!!
その後、ピット前をサカモトシビックが通過していくたびに、チーム全員で車に向かって神頼みポーズ
そして、ようやく4時間が経過し、コントロールタワー前ではチェッカーフラッグが用意された頃
最終コーナーにサカモトシビックが見えてきた♪
が!
トップの車が後ろにいる・・・ということは抜かせればこの周でゴールだけど、
抜かれなければもう1周しなければ完走にならない(汗)
そして2台がゴールラインを通過しチェッカー・・・・しかしうちの車が前じゃないか!!!
普段のレースなら大喜びのシーンなんだけど、今回は事情が違う!
あと1周ガソリンもってくれるのか・・・・
その後、最後の1台として最終コーナーを静かに立ち上がってきたサカモトシビックが、
俺の目には「バリバリ伝説」の最終回でラルフ・アンダーソンを抜いて最終コーナーを立ち上がる
「巨摩グン」に見えた 😯
なんとか完走を果たし、順位も2位まであげた浅岡選手の健闘を称えるチーム員
燃料計はほんとギリギリ
そのまま表彰式を終え、ピットに車を戻そうとしたら・・・・・
もうエンジンかかりません・・・・・・
ホントにギリだったんね 😆
あとで分かったことだけど、うちの周回数が181周で、3位のスターレットが178周。
間瀬のもうひとつのルールで「1500cc以下の車は1周マイナス1秒」てのがあり
スターレットは1500以下だからマイナス178秒
その車は1分15秒のベストラップを出してたので、周回に換算すると 178周÷75秒=約2,3周!!
うちとの周回差は3周だから・・・・・
あっぶねー!
トップの車にチェッカー前で抜かれてたら結果は3位だったってこと!?
いや~運が良かった♪
レース中、面白かったのが4人ドライバーで4位の「スピリッツ耐久レース部」
監督らしき女性がホワイトボードにマジックで書く方法のサインボード
そのチームの車がピット前を通過する時、ホワイトボードに
「おまえの」と書いて提示してる
何の暗号だ?
次の周のホワイトボードには
「ちからは」
次に「そんな」
そして「もんか!」
文章だったのね
しかし手厳しい
そこの最終ドライバーには
「ゴチ」
「決定!」
のサインが・・・
打ち上げはこの人のおごりだったのでしょうか